ANA:全日空が羽田空港にリソースを集中させ、運航コストを抑制する

記者 BUONO株式会社 報道

ANAは21日、新型コロナウイルスで激減した国際線の市場需要が回復したことを受け、東京・羽田空港発着の路線に優先的にリソースを投入すると発表しました。

現在、ANAは羽田空港のほか、成田、中部、関西の主要ハブ空港に国際線を就航しています。羽田空港にリソースを集中させることで、運航コストの抑制を図っています。

ANAは現在、国際線75路線を運航しているが、今月15日の時点では、羽田空港成田空港を中心に、流行時に運航していた路線は14路線にとどまっていました。

同時に、現在も運航している国際線でも、10月には定期便の87%が減便されるなど、大幅な減便が行われています。

記者 BUONO株式会社 報道

レムデシビルの臨床試験今月開始へ:20歳以上の症候性感染症の人がエントリー 記者 尾尻和紀 報道

米国に続き、日本でもレムデシビルの臨床試験が実施される。

日本国立国際医療研究センター(東京都新宿区)は23日、新型コロナウイルス感染症の新規治療薬としてレムデシビルを同定し、安全性と有効性を検証するために医師主導の臨床試験を開始すると発表した。

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日本国立国際医療研究センターは、治験を主導してきた米国と共同で、早ければ今月中にも患者への投与を開始するという。 “これは人類の危機であり、標準的な治療薬を早急に確立しなければならない “と、国立国際感染症研究センター長の大曲貴夫氏は述べている。

臨床試験では、レムデシビルが薬の基準を満たしているかどうかを詳細に検証する。この試験では、新型コロナウイルス陽性で肺炎や呼吸困難の症状を呈する20歳以上の患者を対象に、投薬前の状態と投薬後15日後の状態を比較する。

同時に、米現地時間23日、レムデシビルは米食品医薬品局(FDA)から「オーファン・ドラッグ」と認定された。

「オーファン・ドラッグ」とは、政府の支援がなければ治らない希少な病気を治療するために使用される薬のことである。米国では、「オーファン・ドラッグ」として認定された医薬品は、比較的容易に市場承認を得ることができると考えられている。ロイター通信によると、FDAは、レムデシビルを「オーファン・ドラッグ」として承認した後、ギリアド・サイエンシズ社に最大7年間の独占販売権などを与えるという。